Windows8.1でBitLockerが以下のエラーとなり暗号化できない場合の解決方法を紹介します。
(この記事は旧ブログからの転載となります。ホットな記事でないことはご容赦ください。)
「このコンピューターは、起動時のBitLocker回復パスワードの入力をサポートしていません。BitLockerを使用できるようにWindows回復機能を構成する方法については、管理者に問い合わせてください。」
対応手順
ローカルポリシーエディタを開く
ファイル名を指定して実行にて「gpedit.msc」を実行します。
ローカルポリエディタにて以下を開く
[コンピュータの構成]→[ポリシー]→[管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント] と選択し、[BitLockerで保護されているオペレーティングシステムドライブの回復方法を選択する]を開きます。
ポリシーの有効化
ラジオボタンにて【有効】を選択し
【データ回復エージェントを許可する】にチェックが入っていることを確認し
[適用]→[OK]をクリックします。
BitLockerにて暗号化を実行
再度、同様のエラーが出る場合もありますが、
いったんBitLockerの実行をキャンセルして再度実行すると問題なく実行できます。
おわりに
Windows8.1を顧客企業に展開している際に、かなりハマった事例になります。Windows10が主流の現在では、ほぼこの現象にお目にかかることはないと思いますが、誰かの役に立てばと思い紹介致しました。
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